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本プロジェクトは、両国門天ホール(東京)支配人、黒崎八重子によって立ちあげられ、伊藤祐二(作曲家)、井上郷子(ピアニスト)、庄野進(音楽学者)、黒崎八重子(両国門天ホール支配人)の4名によって、2018年~2020年の3年間のわたって運営されます。(東京アートカウンシル助成事業)
日本のホールで、ピアノの特殊奏法を用いた作品-例えば、ジョン・ケージの「ソナタとインターリュード」のような-を演奏できる(ピアノの使用許可が下りる)ところは、きわめて限られています。このような状の中、本プロジェクトでは、作曲家、ピアニスト、音楽学者、ホール支配人が、一つのテーブルにつき、この問題を考えます。具体的には、ホールの現状調査、特殊奏法(拡張された奏法)を用いた作品の調査とアーカイヴの作成、共に理解を深めるためのワークショップ、様々な当事者による座談会、作品委嘱とコンサート、シンポジウムの開催、そして、最終的には、音楽家とホール管理者が具体的な指標と出来るような、「ピアノ管理規定」の提言を含む、この問題に関する様々な問いへの、一応の解答を提示します。
このプロジェクトの中で、“nothing but music”(伊藤祐二、井上郷子)は、主として、ワークショップ(含、コンサート)の運営を担当しています。
未来に受け継ぐピアノ音楽の実験
ワークショップ コンサート シンポジウム 2018 - 2021